R:intellim

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インテリムで働く多国籍スタッフ

2016年の10月に厚生労働省より発表された情報によると、日本で働く外国人労働者は初めて100万人を超えました。
今後、ますますグローバル化が進む日本の労働環境。
インテリムにおいても例外ではありません。
“アジアで最も卓越したCRO”をビジョンに掲げ、積極的にグローバル展開を行っているインテリムには、現在、多くの外国人スタッフが活躍しています。
今回のRintellimでは、インテリムの外国人スタッフをインタビュー形式にてご紹介いたします。

C.S. (出身国:カナダ)

【日本在住年数】28年
【インテリム勤続年数】約2年半
  • インテリムでどのような仕事をしていますか?
  • 医薬推進部にて、グローバル営業をメインに担当しております。
  • 仕事の遣り甲斐を教えてください。
  • 自身の信条として、お客様の満足度を一番に考えていますので、提供したサービスに満足いただきお礼を述べられたとき、やっていて良かったなと思います。
  • 仕事をしていて、カルチャーの違いで驚いたことがあれば教えてください。
  • 日本と北米でビジネス環境の大きな違いといえば、北米は個人のワークスペースが確保されているのに対して、日本は、島形式になっていることです。日本で働いて最初は戸惑いましたが、今はチームワークを重んじる日本のカルチャーにおいては、理にかなったスタイルだと思っています。
  • インテリムでC.S.さんが働く意義は何だと思いますか?
  • お客様に満足以上のサービスを提供すること。これに尽きます。
  • 将来の目標を教えてください。
  • 社長と一緒にグローバル事業を設立することです。今組織は急速にグローバル化が進んでいますが、そこに対して、自分が貢献できることは大きいと思っています。
    また、グローバルからの依頼に対する対応力強化をすべての部署を対象に行いたいです。

  • C.S.さんが行っているintelliglish とは何でしょうか?
  • intelliglish とは、intellim と、Englishを掛け合わせた造語です。
    週に2回、自由参加でランチ時間に、英会話レッスンを行っています。intelliglish を始めて約1年になりますが、参加してくれているスタッフの英語力が上がっているのを感じて、嬉しく思います。
    出来れば、もっともっと沢山のスタッフに参加して欲しいです。

M.L. (出身国:韓国)

【日本在住年数】12年
【インテリム勤続年数】約9か月(内韓国オフィス勤務3か月)
  • インテリムでどのような仕事をしていますか?
  • グローバル開発部に所属し、韓国(インテリムコリア)と本社に係る仕事をサポートしています。グローバル治験においては、関連資料の翻訳、ミーティングのアレンジ、IM(Investigators meeting)手配、現地通訳などです。
  • 仕事の遣り甲斐を教えてください。
  • プロジェクトベースで仕事が動く部署ですので、毎日決まった仕事をただこなせばいいというわけではありません。
    最適なパフォーマンスを生みだす為の施策を常に考え、実行して行く必要があります。
    その為、クリエイティブさ(創造力)が求められる仕事です。
    企画の段階から携わることができ、それを形にしていけるのもこの仕事の面白い点だと思います。

    韓国ベースのプロジェクトの場合は、日韓の特徴・違いなどを自分なりに考慮し、ベストのやり方を決めます。その工夫が良い結果につながった時、一番遣り甲斐を感じます。
  • 仕事をしていて、カルチャーの違いで驚いたことがあれば教えてください。
  • 沢山あります(笑)
    ・お弁当を作ってくる人が多い。韓国では、ランチはほとんど外食です。
    ・お弁当箱を自分で洗って持って帰る。それも、男性も! 韓国の男性にもぜひ、見習ってほしいです。
    ・自分の席でお弁当を食べる人がいる。韓国では、仕事と休憩の場所を区別するため、自席で食べる人はほとんどいないです。
    ・“ありがとう”よりも、“すみません”を良く使うこと。これは、自分の立ち位置を低くすることで、相手のことを上げているのでしょうか。
    ・全然疲れていないのに、いつも「お疲れ様です」と言われる。 韓国では、「最近どう?」「ランチ食べた?」「そのシャツ素敵ね」など、目が合うと、会話のきっかけとなる言葉を発することが多いです。
    ・飲み会が割り勘なこと。韓国では、上司や、グループの中で一番年上の人が払うのが一般的です。
    ・飲み会が少ないこと。プライベートの時間をあまり拘束しない感じで、良いとも感じました。
    ・会社で誕生日パーティをしてくれること! これは、他で聞いたことも、経験したこともないので、感動です。
    ・研修が多く、教育に力を入れていること。ただ働いてもらうのではなく、個々の知識や専門性を高めてくれる機会を会社が提供してくれるのは、嬉しいです。
  • インテリムでM.L.さんが働く意義は何だと思いますか?
  • インテリム入社前は、華やかな業界(エンタテイメント・アート)で、悔いが残らないほど、楽しく働いてきました。あることがきっかけで、医学や創薬に興味を持つようになり、キャリアチェンジのチャンスを窺っていたところ、インテリムから貴重なチャンスをもらいました。
    そのため、会社には常に、恩返しをしたいと考えています。
    日韓の架け橋という役割と共に、これから更に増えていく外国人社員の良きロールモデルになれるよう頑張ります。

  • 将来の目標を教えてください。
  • 臨床試験業界の専門家になりたいです。部分的に理解するのではなく、研究から市販後までの流れ、ルール(法律)、データの収集から処理、その方法、グローバルの動き、未来(次の世代)予測など、臨床試験全般を理解するプロフェッショナルとなり、インテリムの更なる発展に貢献したいです。

L.S. (出身国:中国)

【日本在住年数】7年
【インテリム勤続年数】2017年の新卒のため、8か月です。
  • インテリムでどのような仕事をしていますか?
  • 受託案件における臨床開発のモニタリングを行っています。
  • 仕事の遣り甲斐は何ですか?
  • 最先端の医療技術に触れることが出来ることです。
  • 仕事をしていて、カルチャーの違いで驚いたことがあれば教えてください。
  • 日本はメールがとても丁寧なことに驚きました。
    中国の場合は、通常用件しか書きませんが、日本の場合は、敬語で枕詞を沢山使います。
    微妙な言葉のニュアンスや単語の選択で、受け取り側の気持ちが変わりますので、そのあたりは自分も学び、失礼のないメールを送るように気を付けたいと思います。
  • インテリムでL.S.さんが働く意義は何だと思いますか?
  • 大学で学んだ知識を生かせる仕事だと思っています。
    日本で大学を卒業したのですが、大学では、栄養学、生物化学を専攻しました。
    そういった専門的な知識が今、実際に活かせていると感じています。
  • 将来の目標を教えてください。
  • まずは、早く一人前の臨床開発モニターとして活躍したいです。来年はまた、中国人の後輩(新卒)が入社しますので、彼らにとって頼りになる先輩になりたいです。
    そしてその先は、インテリムの中国オフィスの代表となり、アジア地域で活躍するのが夢です。
“当たり前を疑え”をスローガンに掲げるインテリム。
これまでと同じやり方、同じ考え方からは、なかなか画期的なアイデアは生まれません。
そのため、多様な価値観、多様な発想力を持つ人財を積極的に迎えいれ、日本人もそうでない人も、お互いに刺激し合い、新たな発想の創出を促しています。
能力・やる気が高い人財に国籍は関係なし。今後、益々国際色豊かになるであろう今後のインテリムのオフィス環境が楽しみです。


2017年12月10日