R:intellim
CRA(臨床開発モニター)のお仕事
        私たちCROの会社には欠かせない治験のモニタリングを実施する、CRA(臨床開発モニター)。
        CRAは普段どのようなタイムスケジュールで働き、どのような業務を行っているのでしょうか?
        今回のRintellimでは、インテリム東京オフィスとソウル(韓国)オフィスで働く2人のCRAにスポットライトをあて、彼らの日常をご紹介するとともに、仕事に対する彼らの想いを共有します。
        
        ※最近は広く認識されてきたCROという業種ですが、まだまだどのような仕事をしている業種なのか、疑問に思われている方も多いと思います。intellimでは今後、CRAを筆頭に、組織を支える様々な職種のご紹介をしていきます。
        
1) K.I氏(CRA)東京オフィス勤務![]()  | 
            2) H.K氏(CRA)ソウルオフィス勤務![]()  | 
          
1) K.I氏(CRA)東京オフィス勤務
| 出身国 | 日本 | 
|---|---|
| CRA経験年数 | 6年 | 
| 前職 | 調剤薬局薬剤師、他社CRO | 
| 家族構成 | 妻、長男(7歳)、次男(4歳) | 
| 特技 | 家事 | 
| 休日の過ごし方 | 家のことをする | 
          日々のスケジュール
| 時間 | スケジュール | 
|---|---|
| 6:30 | 起床&家族と朝食 | 
| 7:00 | 朝の支度(7:40頃、長男見送り) | 
| 8:00 | 次男を保育園へ連れて行く | 
| 通勤 | |
| 9:30 | 出社 メールチェックなど | 
| 11:00 | 担当施設へ移動 | 
| 12:00 | ランチ | 
| 13:00 | 施設訪問(カルテの確認、担当医・CRCとの打ち合わせなど。) | 
| 17:00 | 帰社&メール対応 | 
| 18:00 | 退社 | 
| 18:30 | 帰宅 | 
| 19:30 | 夕食、子供と入浴、寝かしつけ | 
| 20:30 | 家事など | 
| 24:00 | 就寝 | 
CRAになろうと思ったきっかけを教えてください。
          薬局勤務の際、既存の薬では思うような効果を得られない患者さんがいたことや、薬が飲みにくい、外用剤が使いづらい等の声を聴くことがあり、新規の薬剤開発に携わりたいと考えるようになりました。
        
        CRAとして働いていて、遣り甲斐を感じることは何ですか?
          医師やCRC、治験事務局担当者の方等、施設の色々な方と関わりますが、うまく意思疎通が図れ、施設での治験業務がスムーズに行えるようになった時に遣り甲斐を感じます。
          
          
          
          
        CRAとして活躍する上で、重要だと思うスキルを3つ挙げてください。
        またそのスキルを挙げた理由も併せてお聞かせください。
        
        
        コミュニケーション能力
施設スタッフだけでなく、治験依頼者、または社内の多くの人と関わって仕事を進めていくことになるため。英語
外資系企業の試験を受託した際やグローバル試験を担当する際は、手順書などの資料やWebシステムが英語版しか無いようなケースがあるため、業務を行うために必要不可欠になると思います。(自分はまだまだですが)時間管理能力
常にいくつかの業務を並行して行っている職種のため、目的達成のためのスケジュールを立て、それを遂行する時間を管理する能力が必要と思います。子を持つ親として、インテリムの就業環境は如何ですか?
        私の所属するプロジェクト周りでは、小さいお子さんのいる女性が、時短勤務やフレックス制度を利用して、仕事と家庭を上手く両立し活躍されています。
そのような女性が多いためか、男性の私でも保育所の送り迎えのためのフレックスを活用しての早い時間での退社や少し遅めの出勤が非常にしやすく、働き易い環境にあると実感しています。
        そのような女性が多いためか、男性の私でも保育所の送り迎えのためのフレックスを活用しての早い時間での退社や少し遅めの出勤が非常にしやすく、働き易い環境にあると実感しています。
仕事における将来の目標(ビジョン)を教えてください。
        今後更にスキル向上を図り、早く周りの方に認められるようになりたいと思います。
そして、プロジェクトリーダーなど、CRAをまとめる立場になりたいと考えています。
        そして、プロジェクトリーダーなど、CRAをまとめる立場になりたいと考えています。
2) H.K氏(Senior CRA)ソウルオフィス勤務
| 出身国 | 韓国 | 
|---|---|
| CRA経験年数 | 6年 | 
| 前職 | 救急治療室の看護師 | 
| 家族構成 | 両親、1歳下の妹、私の4人家族 | 
| 特技 | 楽しい時間の過ごし方を探すこと | 
| 休日の過ごし方 | マラソン | 
          日々のスケジュール
| 時間 | スケジュール | 
|---|---|
| 5:30 | 通勤準備 | 
| 6:30 | 朝食 | 
| 7:30 | 通勤 | 
| 8:30 | メールチェック | 
| 9:30 | グローバル治験チームと社内ミーティング | 
| 10:30 | クライアントと電話ミーティング | 
| 11:00 | 外出準備、メールチェック等 | 
| 11:30 | ランチ | 
| 12:30 | 施設に移動 | 
| 13:00 | 施設でモニタリング(ドクターと打ち合わせ、カルテのチェック等) | 
| 17:45 | ランニングのため公園へ | 
| 18:00 | ランニング | 
| 19:00 | エクササイズ | 
| 21:00 | 帰宅&お風呂など | 
| 22:00 | 日記をつける | 
| 22:30 | 睡眠 | 
          CRAになろうと思ったきっかけを教えてください。
          看護師として病院で勤務しているとき、病院の別館に施設内治験審査委員会(IRB)があり、治験とはどのようなことをしているのかと、興味を持ったのがきっかけです。
            まずは、IRBが何かを調べ、その後、GCP*とCRAに関する研修を受けました。
            臨床試験の中で最も興味深かったのは、新医薬品の承認プロセスです。当時は、新薬販売までに、これほどの時間と労力がかかるということを知りませんでした。
GCP*=医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令
CRAとして働いていて、遣り甲斐を感じることは何ですか?
          時々医療機関から、至急の対応を求められる電話が入るのですが、その際自身の経験や知識を生かしながら最善を尽くし、問題が解決したときに最も遣り甲斐を感じます。
          
          
          
          インテリム日本オフィスのスタッフや、グローバル案件で他国の人と係わる際、
関係を上手く築く上で心がけていることがあれば教えてください。
        
          
          国によって異なる治験の進め方を知ることは非常に面白いです。
可能な限り、医療機関での治験説明会に参加し、またインターネットコミュニケーションツールや電話で話をし、問題が起こったとき、他国ではどのように対処しているのか、グローバル試験チームで経験を聞いたり、共有したりしています。
また、英語、中国語、日本語といった外国語の勉強をしています。異文化を知ることは非常に興味深いです。
          
        可能な限り、医療機関での治験説明会に参加し、またインターネットコミュニケーションツールや電話で話をし、問題が起こったとき、他国ではどのように対処しているのか、グローバル試験チームで経験を聞いたり、共有したりしています。
また、英語、中国語、日本語といった外国語の勉強をしています。異文化を知ることは非常に興味深いです。
仕事における将来の目標(ビジョン)を教えてください。
          医学の進化に伴い、今後臨床試験のあり方も大きく変わっていくかもしれません。
現在の自分にはまだまだ満足していませんので、今後、さらなるスキルアップを図りたいと思います。
そして、治験はグローバルな繋がりが重要だと感じており、将来はグローバルプロジェクトマネジメントに携わりたいと思います。
          
          現在の自分にはまだまだ満足していませんので、今後、さらなるスキルアップを図りたいと思います。
そして、治験はグローバルな繋がりが重要だと感じており、将来はグローバルプロジェクトマネジメントに携わりたいと思います。
          2016年09月10日
        
      
        










