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1. ASCOに参加してきました!
2. 第1回インテリム・オンコロジーセミナーを開催しました!

ASCO(アスコ:American Society Clinical Oncology;米国臨床腫瘍学会)の年次総会が、6月3日~7日までシカゴにて開催されました。関係者などが全世界から多数集結する中、インテリムの社員も参加してきました。
また6月18日には第1回インテリム・オンコロジーセミナーを弊社セミナールームにて無事に開催致しました。
今号ではASCO参加報告と第1回オンコロジーセミナー開催について触れたいと思います。

1. ASCOに参加してきました!

ASCOとは?

ASCOとは、American Society Clinical Oncologyの略で、日本では『アメリカ臨床腫瘍学会』と呼ばれています。 ASCOは、1964年に内科医メンバーによって設立され、今日、がんに関する最新の研究結果や知見が発表される学会として、世界の医療関係者に高い認知度があります。 ASCOが開催する学術界には、世界から3万人を超える参加があり、その多くは、医師をはじめ医療者・研究者が占めています。

ASCOに参加してきました!

今年もASCO(アメリカ臨床腫瘍学会)に参加してきましたので、報告させていただきます。

例年と変わらずシカゴで開催されました。去年までもシカゴにて開催されていましたので、今年は他の都市での開催かと期待していたのですが、また今年から5年契約でシカゴとなったようで、2020年までシカゴ開催です。
私もインテリムに入社してから3回目、通算7回目のシカゴとなりました。

会場となったMcCormick Placeは米国で一番大きいコンベンションセンターで、今回も3万人以上の参加者があったようです。もうここでしか開催できない規模となっています。

今回も、学会の重要な発表を聞きながら、米国のベンチャー企業と話し合いをもちました。また、欧米のオンコロジー専門CRO数社と話し合う機会もありました。今後も、米国ベンチャー企業の治験を日本、アジアで、もっと実施できればと思っています。
欧米のオンコロジー専門CROは学会内にブースを出しており、当社も将来ブースが出せればと思います。

今年から、オンコロジー開発部から2名ほど参加予定でしたが、残念ながら仕事の都合で参加できませんでした。来年以降はぜひ参加して、最先端の治療法が発表される会場の雰囲気を共有していきたいと思っています。そのためにも、英語のスキルは重要です。

ASCOの情報をいち早くインテリムのCRAに

当社、特別顧問の西條先生は、過去にASCOの理事として活躍されておりました。
実は今年も西條先生と同行させて頂き、帰国後はASCOのトピックスを日本語に訳し、インテリムのオンコロジーモニターに対して西條先生からどこよりも早く最新情報のフィードバックをご教示頂きました。
インテリムのオンコロジーモニターは、このようにKOLから最新の情報をキャッチアップする機会があるのも、魅力の一つです。

2. 第1回インテリム・オンコロジーセミナーを開催しました!

「がん薬物療法の実際」を知るセミナー開催

さる6月18日(土)、製薬企業のオンコロジー関係者を対象とした「第1回インテリム・オンコロジーセミナー」を、東京支社にて開催いたしました。

同セミナーは副題として「絶対知っておきたいがん薬物療法の実際」と銘打たれ、学会やガイドライン、各種解説書からでは知りえない臨床現場の情報を、実臨床に基づいた具体例を交えて入手できるセミナーとして企画したものです。

この日のセミナーには、製薬企業から約30名が参加され、当社顧問の西條長宏先生(日本臨床腫瘍学会元理事長)が司会を務められ、国立がん研究センター中央病院の渡辺裕一先生が「治療効果判定の現場から」と題してRECISTガイドラインからirRC、irRECISTまでの効果判定の考え方を、続いて神奈川県立がんセンターの加藤晃史先生が「新しい抗がん剤による副作用」と題して免疫チェックポイント阻害薬の有害事象の最新情報を、それぞれ演者の実臨床事例を含めて具体的に講演されました。

セミナー参加者から提起された多くの質問に対しても両先生から具体的な解説が加えられ、参加者の方々から「がん薬物療法の最新の現場情報が詳細に学ぶことができた」、「学会参加では聞くことができない最新情報が得られた充実したセミナーでした。次回のセミナーも期待しています」との感想を頂戴することができました。

当社では、今後もオンコロジー領域に特化した専門性の高いインテリム・オンコロジーセミナーを、製薬企業様向けへの新たな情報サービスビジネスとして定期的に開催させていただく予定です。

第一回 インテリム・オンコロジーセミナー アンケート調査結果

(1) 今回のセミナーの全体的な内容についてお聞かせください。

フリーコメント
・実際の試験計画、運用で疑問に思っている検討に対するヒントを得られた。
・具体的な症例の経過についても説明いただき、大変勉強になりました。
・RECIST、Ir-RECIST、Ir-RCの現在の位置づけ、今後の取り組むべき点など勉強になりました。また基本的な知識の再確認もでき有意義でした。
・先生の生の意見を聞け大変参考になりました。

(2) 次回以降に開催してほしいテーマがありましたら、ご記入ください。(幾つでも可)

・バイオマーカー、治験に特化した内容、AEに対する対処
・クオリーなど医療経済
・がんワクチン、AML
・再度irAEについて行っていただきたい。治験医の先生の話をもっと聞きたい。
・画像読影のコツ
・新薬の開発状況

次回のセミナーもご期待ください!

2016年07月10日