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社長インタビュー ~インテリム 第11期を迎えて~

2015年6月1日、インテリムの第11期がスタートしました。今月のR:intellimでは、これからのインテリムが目指す方向性や重点施策等について、浮田社長にインタビューした内容を掲載いたします。

第11期のスローガンは「唯一無二~innovative enough ?~」

Q. 第11期が始まりました。今期のインテリムのスローガンは何でしょうか。

今期のスローガンは 「唯一無二~innovative enough?~」 にしました。
インテリムの社名には、intelligenceとinnovationの意味が含まれています。設立から今日まで、サービス業であるCROにサービスイノベーションをもたらすことを常に考え続け、今期は設立10周年を迎える節目の年になります。その先のことを見据えた上で、これからのCI(Corporate Identity )にもなる言葉を選びました。

Q. このスローガンに込められた想いとは?

我々はベンチャー企業ですから、常に革新的なもの、創造的なものを追求し、新しい価値を提供し続けることが求められます。ありきたりな提案、ありきたりなサービスだけでは、その他大勢の中から抜けだすことは叶いません。また、大資本ではない独立系企業としては、サービスの取捨選択に先見力を求められますし、優秀な社員の採用・維持には、柔軟で器の大きな組織が必要です。
インテリムがスポンサーにとって常に最適なサービスプロバイダーになるために、我々の存在、言動、提案は革新に満ち足りているか?我々のサービスは創造的、独創的なのか?ということを、社員一人一人に意識してほしいという想いを込めています。

CROに求められるもの、CROを取り巻く背景

Q. これからのインテリムには何が求められるでしょうか。

医薬品開発の外注化が加速する中、我々に求められる業務範囲は広がり、専門性は高まるばかりです。ただ業務をこなすだけでなく、更に戦略的かつ専門的なサービスが求められ、スポンサーは自信を持って積極的に提案をしてくれるCROをパートナーに選ぶようになります。
インテリムに対するスポンサーからの期待値も、年々高まっているのを感じています。
これらの期待に対して、ありふれた提案を続けるだけでは不十分で、スポンサーからの満足を得ることは絶対にできません。我々だからこそできるサービスを作り上げ、常に顧客の期待値を越え、感動させられなければ事業は継続できないでしょう。

私がこれまでの10年間に先行する他社をベンチマークして業界を研究してきた上で、日本国内のCRO業界には確たるサービスイノベーションを起こしている組織がないということに気が付きました。先行しているCROの規模拡大や事業の多角化路線は、サービス業の製造業化であり、昨今の製造業のサービス化と逆行した戦略になっています。
インテリムは、創業から今まで常にイノベーションを意識し、他社がやらない、やれないサービスとは何かを追求し続けてきました。我々は、少数精鋭かつ限られた資源の中、提案力やサービスを磨いてきた自負があります。だからこそ、他社が対応できない、提案できないサービスイノベーションを起こしていくことで唯一無二のCROになれると信じているのです。

今期の重点施策について

Q. 今期のインテリムの重点施策について教えてください。

インテリムのサービスの中でも、オンコロジー開発部門は最もイノベーティブなサービスに育ってきたと考えていますが、今期は深掘りし更に磨きをかけていきます。
今年3月に新設したオンコロジー事業企画部は、CSOサービスと教育研修サービスを提供しています。オンコロジー領域に関しては、開発から販売までの一貫したフルサービスを提供できるようになりました。
グローバル開発部門においても海外での成果が出てきているので、薬事部門、グローバル部門の組織強化を進めて、ICCC含め国内、グローバル案件の更なる獲得を目指していきます。

引き続き、多大なるご愛顧のほどよろしくお願いいたします

2015年6月10日