R:intellim
オンコロジーケア専門ユニットについて
平成23年11月18日付けの日刊薬業でも発表がありました通り、インテリムではがん領域の開発受託体制の強化のため、9月よりオンコロジーケア専門ユニットを結成いたしました。独自のオンコロジーCRA認定制度を立ち上げるなど、業務レベルの向上に向けた、組織や人財育成制度の構築について業界内でも注目を浴びています。今月のR：intellimではユニットの詳細や認定制度について紹介したいと思います。
オンコロジーケア専門ユニット概要
オンコロジー開発(受託)レベルの引き上げを目的として、社内公募により選抜されたメンバーでオンコロジーケア専門ユニットが結成されています。専門研修を受講し、「オンコロジーCRA」認定を取得した専門CRAがオンコロジープロジェクトに携わり、がん専門医と対等に治験デザインやデータに関するやり取りを行ってゆきます。
また、開発および業務レベルの向上のために平成23年11月1日付けで、元国立がんセンター東病院副院長で現在近畿大特任教授を務める西條長宏氏を顧問として招へいいたしました。顧問には質の高い受託体制の構築に参与いただくと同時に、人財育成においては研修全般の監修や認定CRAの口頭試問などをご担当いただきます。顧問は人財育成を通じて当社のCRAには薬剤や薬事に関する知識だけでなく、様々な疾病の標準的診断と治療法の理解、及び臨床試験の方法論と現状、将来の方向性を認識できる能力を身につけて欲しいとおっしゃっています。
顧問ご略歴
出身：大阪大学 1968年卒
専門：新抗悪性腫瘍薬の臨床試験、固型がんの薬物療法
所属学会等：
日本臨床腫瘍学会 暫定指導医、日本内科学会 認定内科医
日本呼吸器学会 専門医、日本呼吸器学会 指導医、
日本臨床薬理学会認定医
略歴
1968年大阪大学医学部卒、大阪大学第3内科で研修後、’72年国立がんセンター外来部医員、’78年病棟部医長、89年研究所薬効試験部部長、’97年病院内科部部長、2004年国立がんセンター東病院副院長、’09年近畿大学特任 教授を経て、’12年4月より現職。ASCO理事、IASLC理事長、ESMO国際代表者会議委員をはじめ国内学会では日本癌学会、日本癌治療学会、日本肺癌学会の理事を歴任。日本臨床腫瘍学会を創設、’02～’09年の7年間理事長として活 躍。
オンコロジーCRA認定:専門研修
